こちらの研修は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
平成6年に日本が批准して以来22年の時を経てついに、平成28年に児童福祉法において、「子どもの権利条約」の理念が盛り込まれる改正が行われました。しかし、それ以前から児童福祉施設の現場では「子どもの権利擁護」について様々な議論や実践がなされています。
実際、施設の現場において、子どもの権利とは何なのか。児童福祉施設に携わる者として、それらをもう一度振り返ることを目的として、この度、鳥取県で「子どもと施設の権利擁護全国ワークショップ」を主宰されていた西井啓二氏、米田怜美氏、坂口泰司氏をお招きし、研修会を開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。
テーマ | 「福祉の現場と子どもの権利」 |
日 時 | 10月25日(金)10:00~16:00 |
場 所 | 尾道市生きがい活動推進センター 〒722-0042広島県尾道市久保町1701-1 |
対象者 | 児童福祉施設の職員,行政職員等 |
定 員 | 30名程度 |
参加費 | 無 料 |
日程
9:30~ 9:55 | 受付 |
10:00~10:10 | 開会 |
10:10~12:00 | 「最難関の子どもの権利擁護」 【講師】西井啓二氏 (鳥取こども学園 理事) 【内容】ある県の児童養護施設で生活している小学校1年生の女の子の身の上に起こったできごと。それが、鳥取県で「子どもと施設の権利擁護全国ワークショップ」を行うきっかけとなりました。彼女にいったい何が起こったのか。施設指導員、児童相談所所長、子ども家庭センター館長等、様々な立場をご経験されている西井氏より様々な目線での「子どもの権利」を語っていただきます。 |
12:00~13:00 | 休憩 |
13:00~14:20 | 「子どもの目線でひざまづく~私が出会った施設職員」 【講師】米田怜美氏 (鳥取こども学園 電話相談コーディネーター) 【内容】児童福祉の現場にいる職員誰もが目指しているのは、虐待をしない大人ではなく、子ども達を深い愛情をもって慈しみ、育み、供に成長し、子ども達の成長を喜ぶ大人です。子どもの権利擁護は「大人がしてはならないこと」ではなく、大人が子どもの代弁者でいることで、「大人がすべきこと」です。児童福祉施設利用者としての経験も含めて子どもの権利について米田氏に語っていただきます。 |
14:30~16:00 | 「ロールプレイ&ディスカッション」 【ファシリテーター】 西井啓二氏 (鳥取こども学園 理事) 米田怜美氏 (鳥取こども学園 電話相談コーディネーター) 坂口泰司氏 (鳥取こども学園 ブロック長) 【内容】福祉施設の日常をテーマにロールプレイを行い、ディスカッションをしていきます。 |
主催・お問い合わせ先
「尾道母子生活支援センター」
〒722-0042広島県尾道市久保町1733
TEL:0848-20-7171 担当:久留嶋(クルシマ)